百周年事業

一九会道場は、平成33年(2021年)に創立100周年を迎えました。

100周年記念事業計画

一九会道場は、平成33年(2021年)に創立100周年を迎えました。
大正11年春に新築された道場で初めて禊初学修行を行って以来、関東大震災、大東亜戦争、戦後の混乱期等、幾多の困難を乗り越え、禊に坐禅に不断相続100年を迎えようとすることは、偏に歴代会員の揺るがぬ精進の賜物と、誠に御同慶に堪えないところです。
今も設立当初の「本物の人間を創る」という当道場の目的は伝統として受け継がれ、変わらぬ厳しい修行に励んでいます。
一方、昭和38年に中野から現在の東久留米市に移転して早50年以上の月日が過ぎ、さすがに本館はじめ建物の傷みも目に付くようになりました。次の百年に向けて飛躍するためには、しっかりと手入れをして次世代に引き継ぐことが肝要です。この機会に多くの皆様と100周年の喜びを分かち合い、次の100年に向かって力強く出発する所存です。
そこで、この一九会道場を次の世代に引き継ぎ、さらに発展させることを目的とする「一九会道場100周年記念事業」を開始いたします。

設備関係

・本館アスベスト除去工事(平成28年4月終了)
・本館屋上改修工事(雨漏り、排水対策)
・本館外壁修理、塗装
・日野記念館外壁修理、室内改修工事
・旧常住棟改装
・電気設備改修工事
・水道管改修工事
・参道敷石整備工事
・控室耐震補強工事
・駐車場新設

100周年記念出版事業

・一九会百年史
・日野鐵叟先生講義録
・百年間の全修行者名簿
・「鎌倉夜話」再刊

その他

・掛け軸の保存と表装
・祭具、祭服新調
・祭壇の内装整備